ジプシーキング

フラメンコ繋がりで、ついでに回想記。
話をぐぐっと身近に引き寄せますと、89年頃放映されたテレビ時代劇『鬼平犯科帳』。
ご覧になっていた方はいますでしょうか?
二代目中村吉右衛門の粋な風体に、池波正太郎ロマンスが燻し銀のごとく滲み出る、ちゅん、と目頭を熱くさせる、あのシリーズです。
日頃テレビをほとんど観ない私が、貼り付くように観ていたのを覚えています。
そのエンディング曲に、ジプシーキングの『インスピレーション』が使われ、楽曲の渋い魅力はドラマの余韻と相まって、人の世の悲哀がずっしりと「腑」に落ちる、そんなひとときを味わった人も多かったのでは・・・。

今思えば、フラメンコ的音楽との出合いは、『鬼平犯科帳』だったのかも・・・。
その後、時代物では、エンディングにフラメンコ系音楽を使うことが、一時流行のようになりましたが、これほどの鮮烈さはそう望めるものではありません。。。

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