エンリケ・モレンテ その1

昨年12月に帰らぬ人となった、カンテ・フラメンコの重鎮エンリケ・モレンテ。
その最終章を収めたドキュメンタリー映画が、近日スペインのマラガ映画祭で上映されるそうです。

ドキュメンタリーの撮影が終了した翌日に入院し、そのわずか10日後の訃報。
大事な仕事を成し遂げ、安堵とともに、自ら幕を下ろしたかのような印象すら受ける、国民的カンタオールの最後の咆哮に注目が集まります。

http://www.rtve.es/noticias/20110303/morente-barbero-picasso-testimonio-del-arte-genialidad-del-cantaor/413107.shtml

タイトルは『El barbero de Picasso』。
barberoとは床屋、理髪師のこと。直訳は「ピカソの理髪師」ですが、どんな意味が込められているのか・・・。

ニュースサイトの予告編では、映画『ボレベール』でペネロペの歌声の吹き替えをした、愛娘エストレージャ・モレンテの姿も映ります。
故郷グラナダでのエストレージャの初舞台に、エンリケ・モレンテは、その溢れる喜びから、アルバイシンのペーニャ(フラメンコ同好の士が集まりフラメンコを楽しむ場所)を貸し切り、3日3晩続くフィエスタを催したと聞きます。。。

強烈な情熱とフラメンコへの愛。
巨人が残した最後の“言葉”をぜひとも聴きたく思います。

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