第4回スペインワイン祭り その2

「第4回スペインワイン祭り」ではスペインワインを扱う34社が参加しました。その中のひとつ、シェリー(ヘレス)ブースは、2007年に発足したシェリー愛好家チーム「茨城シェリーユニオン」が担当。マンサニージャやフィノからペドロ・ヒメネスまで18種類のシェリー(ヘレス)が並びました。

6人の「ベネンシアドール」を中心に、シェリーとスペイン文化を地域に広める活動部隊。水戸とつくばを主な拠点としているそうです。ちなみにベネンシアドールとは、シェリー jerezのカタドール、つまりソムリエ。

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「ベネンシアドール」の華やかなパフォーマンスにびっくり。頭上高く上げた柄杓から、もう片方の手に持ったシェリーグラスにシェリーを注ぐ離れ業に、思わず拍手〜

シェリーをいくつかいただきましたが、ほんと、大人のお酒。再びのブームが来るのではないでしょうか。メモしそびれたことを大後悔中。

さて、ワインブースに戻ると、特徴や飲み方のアドバイスを受けながら、次々にワインを試飲しました。できるなら、並べられた260種類のスペインワインをすべて試したかったのですが、そうもいかず。まだ飲んだことのないワインを順番に・・・と考えていたのですが、これもまた、そうもいかず。大変な賑わいとすでに酔っぱらった頭で、結局ふらふら気の向くままに。。。そんなわけで、運良く遭遇したうえに運良く忘れずメモしたワインの記録です。あしからず。

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ガルナッチャ種85%モナストレル種15%の「アタラヤ LA ATALAYA 2010」は、わたしにとっては初体験(だと思う)のD.O.アルマンサ。チェリーやプラムを思わせる香りに、タバコのような?ニュアンスが溶け合いとても魅惑的。エキゾチックというのでしょうか。新しい体験。力強さはあるのですが、バランスがとれていて、自分のために1本買おう!というワインでした。

「アタラヤ LA ATALAYA 2010」のインポーター「稲葉」のボデガス アラタヤ訪問ブログがとても興味深かったので、リンクしておきます。土壌や品種がワインに与える影響やものづくりへの姿勢が垣間見えて、ふ〜む納得です。

LA ATALAYA 2010
ガルナッチャ ティントレラ85%、モナストレル15% 
D.O.Almansa
ボデガス アラタヤ

新潮流スペインワインを豊富にカバーすることで知られる「ワイナリー和泉屋」のブースでは、気になるものがたくさんあったのですが、悩んだ末、ちょっと背伸びをして手が届く範囲ということで「アルツ・ミティカ Arts Mitica 2005」を試飲。思ったとおり、ラベル(とってもエレガント!)に負けない重厚感のある美味しさでした。スペインワインの一時代を築いたリベラ・デル・ドゥエロですが、さらに「深化」しているのですね。なあ~んて、ウニコも飲んだことのない雑食ならぬ雑飲が、ぬけぬけと(汗。

「アルツ・ミティカ Arts Mítica 2005」は、複雑な香りのなかにチョコレートの香りも含まれ、力強く骨格がある穏やかさ。主要品種ティンタ・デル・パイスは、別名「テンプラニージョTempranillo」。なるほど。テンプラニージョに愛着を持っているわたしにとっては完璧ストライクゾーン。スペインワインはもちろん、イタリアワインが好きな人への贈り物にもいいかも。ラベルもお洒落だしね。

Arts Mítica 2005
Tinta del País 90%, Cabernet Sauvignon 10%
D.O.Ribera del Duero
de Bardos(vintae)

D.O.Q.プリオラートの「ノステル・イニシアル Noster Inicial 2007」もとても好み。丁寧に造られたワインという佇まいを感じさせます。ブラックベリーといったらいいのか濃密な香りと、心地の良い余韻のあるボディ。たとえば、「簡単なごはんだけど、作ったよ〜、いっしょに食べる?」などと彼を誘ったとして、「ノステル・イニシアル 2007」を無造作に1本持って現れるような彼だとしたら、やられた〜ってかんじです(笑。

Noster Inicial 2007
ガルナッチャ70%、カリニェーナ25%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%
14.5%
D.O.Q.Priorat
La Perla del Priorat.

つづく

■「アタラヤ LA ATALAYA 2010」取扱店/サム・アンド・カンパニー

■「アルツ・ミティカ Arts Mítica 2005」取扱店/ワイナリー和泉屋

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■「ノステル・イニシアル Noster Inicial 2007」取扱店/リカーランド

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