バルセロナ日曜の夜のゴシック街 その3

お腹がすいてきたので、サン・ジャウマ広場Plaça de Sant Jaumeへ向かって引き返し、レストラン「トロバドールTROBADOR」へ入りました。16年ほど前に C/Parisでスタートした店で、高い天井と大きな絵のニューヨークスタイルのインテリアデザインとリーズナブルな値段に瞬く間に人気の店に。今ではチェーン店展開しているようです。

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カマレロは若い青年。料理をよく知っていて、メニューを握ったまま悩んでいると、「それなら、これが量的にもおすすめですよ。それにヤリイカは絶品だから」とぽんぽんと答えが返ってきます。この店の料理は全部熟知している、というような自信がとても気持ちよいものです。

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ヤリイカはやわらかくて甘くて絶品でした〜

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トマトとフレッシュチーズの前菜ensalada de tomateと、オリーブオイルとにんにくでソテーしたヤリイカのグリル野菜添えcalamarcitos a la plancha。そして「ペロ・ベルデPerro Verde」という名の白ワインuna copa de vino blanco、パンコントマテpan con tomateで、完璧な夕食ができました。しめて18.65ユーロ。

「Perro Verde」は「緑色の犬」という意味だけではなく、「エッチな犬」という意味があるのかも。エチケットから察すると、やっぱりエッチな犬? ボトルの写真を取り損ねたので、今年6月に話題になった(らしい)「Perro Verde 2012」の広告写真の記事をリンクしておきます。

「Perro Verdeペロ・ベルデ」は原産地呼称ルエダD.O.RuedaのバジャドリValledolidで造られたワイン。酸味のあるフルーツの香り、バランスのとれた酸味。魚介のグリルにぴったりなすてきなベルデッホでした。「El perro verde 2012」は、つい先日の「EL PAIS SEMANAL」で、クリスマスシーズンに気軽に飲める最良の18本(赤白カバ含め)の1本に選ばれたそうです。

❖deta❖
El perro verde
Bodega Angel Lorenzo Cachazo
D.O.Rueda
原料 Verdejo 100%
樽熟成なし

■TROBADOR
c/Ferran,46
TEL 93 318 4894

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サン・ジャウマ広場Plaça de Sant Jaumeを過ぎ、アンヘル広場Plaça de l´Angelへ向かうと、左手に王の広場Plaça del Reiが見えます。バケットを足にはさんで写真を撮るオジサン。
人のまばらな広場には現代スペイン芸術家を代表する彫刻家チリーダEduardo Chillida Juantegui/のオブジェが。

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王の広場は、ときにコンサート会場になったり、夏になると多くの市民が夕涼みに集まったり、市民に開放された遺跡です。現在の広場の形になったのは14世紀後半だとか。取り囲む建物の内部は、MUHBA.MUSEU D’HISTORIA DE BARCELONAで見学することができます。

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王の広場の角に建つバルからこぼれる光が美しくて、うっとり。いくらでも見ていられそうです。バケットのオジサンはバルに立ち寄ってから路地に消えてゆきました。

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アンヘル広場まで来ると、海の方角には、古い城壁がライトアップされ浮かび上がりました。いたるところに顔を出す遺跡。夜のゴシック街歩きは、ガウディだけではないバルセロナの別の顔を見せてくれます。

注)夜のゴシック街歩きは、手荷物は最小限に、充分に気をつけて歩くこと。小道に入り込むと迷子になることもあるので、冒険は慎むこと。ラ・ランブラ通りLa Ramblaとライエターナ通りVia Laietanaを結ぶ、フェラン通りとジャウマⅠ通り、そしてちょっとより道して、王の広場にとどめることをおすすめします。地図は路上で広げないこと。なるべく人がいる道や場所を選んで歩いてください。

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