雨のランブラ・デ・カタルーニャRambla de Cataluña

ランブラ・デ・カタルーニャRambla de Cataluñaは、カタルーニャ広場からディアゴナル通りAv.Diagonalへ真っ直ぐに続く遊歩道。両側には気の利いたブティックが並び、 中央の歩道にはバルのテラス席が設けられ、街路樹が葉を落とす、そぞろ歩きにはもうしぶんのない通りです。

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バルセロナには珍しい雨。50日ぶりに降ったという11月の雨は冷たい雨でした。

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ちょっとスノッブな佇まいのランブラ・デ・カタルーニャRambla de Cataluña。並行して走るパセオ・デ・グラシアよりずっと親密で、アシャンプラに暮らす人たちの生活を彩っているようです。

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コーヒーチェーン店IL CAFFE DI FRANCESCOでコーヒーと菓子パン「カベージョ・デ・アンヘルCabello de Angel」でひとやすみ。「天使の髪」という名前の付けられたパイの中にはカボチャの中心部、繊維の多いところを甘く煮込んだジャムが入っています。それを「金髪」になぞらえ、「天使の髪Cabello de Angel」になったのでしょうか。好物のひとつです。

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ふと壁を見ると、知人の友人Miguel Olivaresさんの絵。2008年に画商Galeria Jordi Barnadasで「urbe」と題した3人展を行ったことをつい数日前に聞いたばかりでした。Galeria Jordi Barnadasは、そのカフェの目と鼻の先。知り合いなのか、たまたまのぞいたギャラリーで作品を気に入って購入したのか、楽しい偶然でした。こういうのを「世間は狭いel mundo es en un pañuelo」というのでしょうか。

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画商Galeria Jordi Barnadasは、ランブラ・デ・カタルーニャRambla de Cataluñaと交差するコンセッホ・デ・シエント通りC/Consell de Centにあり、その通りはたくさんのギャラリーが軒を連ねることでも有名です。

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美味しそうなケーキ屋さん発見。喫茶室もあります。

マッシモ・ドゥティMassimo Duttiのお店もありました。マッシモ・ドゥティMassimo Duttiの洋服は、トラディショナルなデザインで縫製もよく、しかもお手頃。気に入っているのですが、日本上陸がささやかれていたのは6年も前のこと。まだ入ってきません。

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ランブラ・デ・カタルーニャRambla de Cataluñaとプロベンサ通りC/Provençaの角には伝統ある菓子店「マウリMAURI」もあります。店の奥には喫茶室もあって、品のよさそうな高齢のご婦人方が集ってお茶をしています。

友人の娘たちへと、マウリでパナジェッツpanelletsとチョコレートトリュフを買いました。

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値段の表示されていないパニャジェッツに、ドキドキのわたしは、「9個くらい欲しいのだけど、結構高いかしら?」とたずねると、店員さんは無言で紙袋を用意し、どんどんパナジェッツを入れてしまいます。
パナジェッツpanelletsは、11月1日の聖人の日Todos los Santosに食べる、アーモンドの粉を練って松の実でデコレーションしたモーレツに美味しいお菓子です。美味しいので、とうぜん高い。しかもマウリのパナジェッツです。安いわけがない。

しかし、マウリで買い物をするお客さんは値段などたずねてはいけないのかもしれません。店員さんは愚問を発するわたしには一瞥もくれず、しゃんとした姿勢のまま、パナジェッツが9個入った袋をはかりに載せ、ひとこと「12.62ユーロ。ほかには?」

店員は買い物をまとめると、レシートとともに、ケーキケース越しによこします。
「セニョーラ、支払いはレジで」
レジにはこれまた愛想の乏しい大きなイヤリングのご婦人が座っていて、そこで代金を支払います。一見さんとはいっさい会話のない、まるでおフランスのお菓子屋さんみたいです(行ったことないけど)。でもわたしにとって「マウリMAURI」は永遠の憧れのお菓子屋さんなんですよ。

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