テアトル・ボラスTeatre Borrasで観劇

ひと世代前、バルセロナの娯楽は芝居だったと聞きます。毎晩のように芝居がかかるたくさんの芝居小屋があったそうです。

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なかでも、ロングランヒットを生み出してきたのが、テアトル・ボラスTeatre Borras。カタルーニャ広場の東側ウルキナオナ広場に面した歴史ある劇場です。

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今回は幸運にも、そのボラス劇場でアルゼンチンの大ヒット舞台『Master Class~マリア・カラスMaría Callas』を観劇することができました。

主演は、アルゼンチンの大女優ノルマ・アレアンドロNorma Aleandro。ノルマ・アレハンドロは1996年に『Master Class~マリア・カラスMaría Callas』でACEの最優秀女優賞を獲得しています。今回の舞台は、2012年、総合ディレクターと音楽ディレクターを一新し再公演となった話題作。

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夜8時半からの開幕間近、客席は満席。スペインでは数都市のみ、しかも4、5日だけの限定公演。目を見張るような美老婆やエレガントなご婦人、どこから湧いて出てきたのか、なかなか見られないすてきな老若男女が、ちんまりとした劇場にあふれんばかりに集まり、ワイワイガヤガヤ熱気が立ちこめていました。バルセロナ市民の舞台に寄せる情熱を垣間見ることができた気分です。

さて舞台は、オナシスと別れ、オペラ歌手を引退し、ニューヨークで後進指導に当たる世紀の歌姫マリア・カラスを描いたもの。ピリ辛のユーモアと、その世界でトップを勝ち取るための厳しい指導で、マリア・カラスに扮するノルマ・アレアンドは客席を笑わせます。マリア・カラスに指導を受けるオペラ歌手の卵(役)たちの歌も素晴らしく、とてもよい舞台でした。

バルセロナには、カタルーニャ音楽堂リセウ劇場をはじめさまざまなコンサートホールやクラブがあり、毎晩のように粒ぞろいのエンターテーメントが行われています。時間に余裕があればぜひ足を運んでみては? またひと味違ったバルセロナに出会えるはずです。

●ノルマ・アレハンドロの『Master Class~マリア・カラスMaría Callas』についての記事

■バルセロナ劇場紹介サイト
■バルセロナの娯楽情報雑誌「Guia del Ocio」のwebサイト

※演劇チケットはランブラ通りのPalacio de la Virreina(下記マップ参照)で買えたと思うのですが、念のためツーリスモ・インフォメーションで確認してください。


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