ワイン講座「サンティアゴ巡礼の道のワイン」その2

そもそも「スペイン サンティアゴ巡礼の道Camino de Santiago」とは、エルサレム、ローマと並ぶカトリック世界三大聖地のひとつサンティアゴ・デ・コンポステーラSantiago de composteraへと続く巡礼路。スペイン最西端、大西洋に面したガリシア地方にあるサンティアゴ・デ・コンポステーラへ、スペイン各地、ポルトガル、フランス国境から続く道です。

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その歴史はガリシア地方で聖ヤコブの墓が見つかったとされる9世紀前半に遡ります。時はイスラム教勢力最盛期。墓が発見されたコンポステーラcompostera(星の降る原野)に使徒ヤコブ(サンティアゴSantiago)の教会が建てられ、高まるキリスト教信仰とともにキリスト教諸国からの巡礼がはじまったそうです。

さて、「巡礼の道ワイン講座」はピレネー山脈の南麓ナバーラ地方Navarraからスタートしました。まずは赤ワインでたどる巡礼の道です。

まずはD.O.ナバーラNavarra。
「オチョア クリアンサ Ochoa Crianza 2010」はアメリカンオークで6カ月熟成したテンプラニーリョ100%。きれいな香りで、口に含むとフルーツ味とともにしっかりした酸味が感じられ、全体的に上品でモダン・・・という感覚を受けました。

「オチョア レセルバ Ochoa Reserva 2006」はどちらかというとオーセンティックなテイスト。バランス良く、円やかなタンニン。豊かなワイン。

講習の参加者はとっても気さくでオープンマインドな方々ばかり。「スペイン」と「お酒」が好きだという元来の恵まれた素質に、美味しいスペインワインが注入されてしまうからでしょうか、テイスティングが進むにつれて会話がはずみ、くったくのない意見が続出。「オチョア絶対買う~」と早々に宣言する人も多くいらっしゃいました。やはり、こーでなくっちゃ、いけません。

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Ochoa Reserva 2006

VIÑEDOS Y BODEGAS OCHOA

D.O.Navarra
14% Vol.

原料 Tempranillo 55%, Cabernet Sauvignon 30% y Merlot 15%
樽熟成12カ月
サービス適温 16~18℃

D.O.Ca.リオハRiojaでは、早飲みタイプの「マセラシオン・カルボニカ」製法で醸造された「ルイス・アレグレ・マセラシオン・カルボニカ Luis Alegre Maceración Carbónica」、そして「トンドニア レセルバ Tondonía Reserva 2001」を試飲しました。

「トンドニア レセルバ Tondonía Reserva」はリオハ屈指の名醸が造る有名な赤ワイン。ワインの名前は自社畑「ビーニャ・トンドニア」からつけられたそうで、100%自前のブドウを使用。長期熟成されたワインらしく、エレガントでなめらか。スペインにいたころは手も届きやすく愛飲していたもので、スペインらしい味わい。

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Tondonía Reserva
R.ロペス・デ・エレディア・ヴィニャ・トンドニア

D.O.Ca.Rioja
13% Vol.

原料 テンプラニーリョ55%、ガルナッチャ15%、グラシアーノ、マスエロ

このワイン講座は、セルバンテス文化センター東京ビル7階の人気スペイン料理店「メソン・セルバンテス」の店長が講師。ワインにあわせて楽しめるよう、タパスの盛り合わせ5種がサービスされました♡

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チーズはバスク地方の「イディアサバル」。羊乳製。どれもこれもおいしかったけれど、このチーズとスペインワインの組み合わは筆舌しがたい甘美なものが。。。

つづく

■メソン・セルバンテス
東京都千代田区六番町2-9
セルバンテスビル 7F
03-5210-2990
年中無休
◆月 〜 金
【ランチ&カフェ】
11:30~15:00
【ディナー】
17:00~22:30(LO 21:30)
◆土
10:30〜22:30
◆日 ・ 祝
11:30~21:30(LO 21:00)
※ディナータイムのカウンター限定で、ハッピープライスでドリンクが飲めるそうです。チャージがかからず一杯でもOK!

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