ワイン講座「サンティアゴ巡礼の道のワイン」その3

ログローニョを中心とするD.O.Ca.リオハから南西へ向かったところにD.O.リベラ・デ・ドゥエロRibera de Dueroがあります。ポルトガルのポルト(とヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア)を河口とするドゥエロ川流域に広がる地域で、ここ十数年の間にスペイン有数のワインの産地として知られるようになりました。

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そしてD.O.リベラ・デ・ドゥエロRibera de Dueroを世界的に有名にしたのが、ティンタ・デル・パイスtinta del paísともティント・フィノtinto fínoとも呼ばれるブドウ品種テンプラニージョtempranillo。

スペインワインガイドブック(1998年発刊/Instituto Español de Comercio Exterior)によれば、

ティント・フィノから造られるワインは、鮮やかな色合いでこしが強い。とくに赤ワインにおいてはタンニンを驚くほど多く含み、濃厚で成熟した、そしてほんのりとこんがり焼けたような香りと、熟れた果実の風味がある。

のだそうで、そのテンプラニーリョ100%ワインを、今講座では「プロトス ロブレProtos Robre 2011」と「プロトス クリアンサProtos Crianza 2009」でたっぷりと味合わせていただきました。

「プロトス クリアンサProtos Crianza」は黒い果実とともにタンニンとエレガントな酸が感じられ、ボリュームのあるボディ。スパイシーさや革のような香りも。いついかなるときでもおいしいワインだなぁと改めて思いました。「ロブレ」はその若い版です。

「プロトスProtos」もいまや超メジャーワイン。バルセロナでは百貨店エル・コルテ・イングレスEl Corte Inglésの半地下カーヴでも揃えています。お土産にもおすすめです。

❖deta❖

Protos Crianza 2009
Bodegas Protos
D.O.Ribera del Duero
13,5% Vol.
原料 ティンタ・デル・パイス(テンプラニーリョ)100%
樽熟成14カ月、瓶熟成12カ月
サービス適温 16〜17℃

つづく

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