ギターの神様パコ・デ・ルシア

フラメンコギターの神様パコ・デ・ルシアの訃報。先週25日に亡くなられていたことを知り、驚きとともに、残念な思いでいっぱいです。

パコ・デ・ルシアは超絶技巧でも知られる世界的ギタリスト。フラメンコの奥深い魅力を世に広めた功労者のひとりです。スペインアンダルシアの港町アルへシーラスで生まれ、同じくギター奏者であり音楽プロデューサーだった父のもと、12歳にして天才ギタリストの名を手にしています。

フラメンコは大好きな音楽ジャンルなのですが、正直いって、「ギター耳」を有していないわたしは、パコデルシアの緻密でなん重層にも折り重なった弦の音を鮮明に知覚することがなかなかできません。それでも、彼の信じがたいほどのモダンで洗練された音楽センスに圧倒されて、名盤『Entre Dos Aguas』『Almoraima』などに一生懸命に耳を傾け、人生の愉楽のひとつに違いない「ギター耳」を獲得しようと精進しています。

たとえわたしが「ギター耳」を獲得できなくても、天才の音は永久に不滅。偉大なクラシックの作曲家たちのように永久に愛され語られるに違いありません。心からご冥福をお祈りします。

■スペイン大衆紙各紙記事
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