ドランテ

ピアノ・フラメンコという新たなジャンルが出来上がっているらしい。
そのジャンルの担い手ともいうべき、今もっとも注目されるピアニストが、スペインのダビ・ペーニャ・ドランテ。
先週金曜日、彼のコンサートが錦糸町すみだトリフォニーで行われ、会場は鳴りやまぬ拍手に包まれました。

ドランテのコンサートに行くのは2回目。
前回の演奏は、どこかぼくとつとしていて、暖炉の薪だとか、大木だとか、そんなものを連想させ、時折はずす音が彼のピアノの魅力を少しも壊さないという、かなりスペシャルなタイプの演奏家との出会いに感激したものでした。
今回は、ひとまわりもふたまわりも成長した様子。
昨年の大木から、もっと大きな大地とか、風とか、そんなものにイメージをかえ、聴衆のハートをさらっていったように思います。

それにしても、すみだトリフォニー。
こんな原石みたいな演奏家を招致するかと思えば、ファジル・サイのようなピアノの童話作家も連れてくるのです。
心躍るすばらしい夜。
招致してくれて、ありがとう、という気持ちを込めて、コンサートの後は、焼き鳥屋で乾杯〜。

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