カタルーニャの独立運動「9-N」

独立運動がくすぶっていたスペイン北東部カタルーニャ州。昨日、カタルーニャで民意を集約する投票が実施されました。

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今年4月ジローナの橋にかけられていたカタルーニャ独立運動「9-N」を応援する内容のスローガン。拡大すると見えます。

11月9日の実施目標から「9-N」と名付けられ、注目されてきた投票では、200万人以上が賛否を表明するために投票所へ向かい、カタルーニャの独立賛成には、そのうち160万人が投票したそうです。つまり約80%の賛同を得、これによりカタルーニャ州知事アルトゥール・マスはレプブリカ・カタルーニャ左派を抑え、カタルーニャ独立のための最終協議を中央政府に申し立てる見込み。
出典/大衆紙EL PAISより

経済低迷が続き、失業率がうなぎのぼりのスペイン。その中にあって、経済的自立は充分に考えられる経済活性地域カタルーニャ州のこのムーヴメント。つい先々月のスコットランド独立は政府公認の投票結果により及ばなかったものの、もしカタルーニャで公認投票が行われれば、おそらく独立はありえるというとてもデリケートなところにまで来ているようです。

国境を取り除いてきたEUという括りの中にありながら、あえて独立を果たすという意味を深く考えさせられます。さまざまな思惑の中スタートしたヨーロッパ共同体はもはや機能しなくなっているのでしょうか?

「仕事がないので、それで投票に行ったの。だけど希望の1日だった」という若い女性の言葉。経済の持つ意味があまりに鋭く、胸に刺さります。鋭過ぎてひょっとすると気づかぬうちに背中へと貫通していそうなほどなめらかです。。。人ごとではありません。

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