誕生日にすること

先日、父の誕生日でした。
父の写真の前に、どら焼きと焼酎をお供えしました。
形ばかりの誕生のお祝いにも、やさしかった父のことですから、うまいなあ、という声が聞こえてきそうです。

誕生日といえば、スペインには素敵な習慣があります。
低学年の子どもたちは、自分の誕生日にはキャンディなどのお菓子を持って登校し、クラスメイトみんなにプレゼントするのです。もらうのではなくて、贈る。
なんだか素敵でしょ。

また、周りの友人たちは、誕生日の子の耳たぶをつかんで、年の数だけ引っ張ります。
これには長生きをするというジンクスがあるのだとか。
若者になっても耳を引っ張ります。
「長生き」なんて、若者や子どもが願うにはずいぶん地味な願いだなとも思うのですが、本当に大事なことは、案外その有り難さを忘れてしまうほど、とても地味なことなのかもしれません。
「生きる」、いきいきと「生きる」。そしてできれば「長く」。
スペインではお誕生のお祝いに、大事な「願い」を贈るのだな、と改めて思ったものです。

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パウラの誕生日。

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