『フリア』

スペイン映画『フリア よみがえり少女』を観ました。
美少女がらみのホラー映画。
スペイン映画は子どもを使った幻想的な映像が流行り?
『ブラック・ブレッド』や『パンズ・ラビリンス』『永遠の子どもたち』を思い出します。


自殺した友人の娘を預かったところから、忌まわしい過去の記憶がつきまといはじめ、主人公が心理的に追いつめられて行くというストーリー。

かねがね思うのですが、スペイン人の俳優たちは演技がうまい。とくに弾丸トークが。
今回、順主人公のラウラ役のバルバラ・レニーもよかったし、フリア役のマヒカ・ペレスもよかった。
バルバラ・レニーは、アルモドバルの『私が、生きる肌』にも出ていたそうですが、誰だろう? 
もしかしたら、レズの販売員役?
だとすると、別人です。
監督は「悲しみのミルク」の製作を手掛けたアントニオ・チャバリアス。
主人公は『ダンス・オブ・テロリスト』のファン・ディエゴ・ボト。

さて、内容はといえば、ソフトな怖さでよかった、なんていったら、ホラーファンは足を運ばないでしょうね。
なんというか、サイコスリラーというのか、心理的な圧迫がじわじわっと忍び寄ります。

印象的だったのは、都会の暮らしのシックなインテリア。
現代の共働き夫婦の、スマートで理想的な暮らしを表現していて、ふむふむ、ああいうのいいな、と憧れてしまいました。
それから、郊外の森の光と影を幻想的に取り入れた映像も美しかった。
これは、先に挙げたスパニッシュ・ホラーに同じく共通する要素といっていいでしょう。

正直なところ、ホラー映画は少々苦手。
今回も「観るぞ」と思いながら映画館に向かって歩いているだけで、血圧が上がっていく感じがしました。
本格スパニッシュホラーと噂される『REC』を観ることはたぶんありませんが、もし何かの弾みで観たとしたら、心臓バクバクで、危ないかもしれません。

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