ゴデーリョ100%ワイン見本市(その3)

さて、ゴデーリョ100%白ワインの飲み比べ! テイスティングしてみると、アルコール度13%以上のものばかりにもかかわらず、どれもがそれを感じさせない丸みと軽やかさを備えていました。エレガントな酸味と繊細でバランスのよい風味、デリケートで深みのあるアロマをもちあわせた素晴らしいワインです。

チーズや魚介はもちろんですが、和食にも合いそう。しかしそればかりではありません。同じゴデージョを使って造られたとは思えないほどの多彩な味わいに、正直、驚かされました。

その理由を、バルデオラス原産地呼称委員会の方にたずねてみると、各地区のブドウの収穫時期や、畑の標高、斜面の方角、樹齢、またワイナリーごとの収穫時期の見極めでも変わるそうで、ワインとはまさに自然と植物と人間との芸術なんだと実感。ちなみに昨年の収穫は、早い区画で9/4から始まり、最後はそのおよそ2カ月後の10/24だったそうです。

現在D.O.バルデオラスでは、全体で年間2,000,000本のワインを生産しているそうですが、この先25年はこの本数を増やさず維持しつづける方針だと聞きました。それは品質を守り、さらなる向上を目指すための「戦略」なのでしょう。よいものを丁寧に造り続けたいという、誇りと情熱がうかがえ嬉しくなりました。しかし一方では、評判が行渡り、他の国で契約がふえてしまえば、日本には入らなくなってしまう?とちょっと心配になりました。

さて、D.O.バルデオラスの白ワインを1種ずつ味わって行くと、なぜかもう一度、はじめから試飲したくなってしまいます。どうやら同じ気持ちになる人が多かったようで、展示会のすべてのブースを1時間以上かけてゆっくり回った後、再び、D.O.バルデオラスに戻ってくる姿が見受けられました。そりゃそーです、美味しくて飽きない、現地へ行かねば飲めぬゴデーリョワインが並んでいるのですものね。現代スペインワインの真価が日本でも浸透し、スペインワインの輸入がふえることを願ってやみません。

2013バルデオラス人500
D.O.バルデオラスから参加したワイナリーの方(左の2名)と、バルデオラス原産地呼称委員会の方(右)。ガリシア民謡を披露。もちろんガリシア語! どんな状況でも穏やかで愉快な空気を作りだす、優しいカバジェーロたちでした。
う~ん、ガリシアは奥が深そう! 

おまけ
「信じられないだろうけどホワイトチョコレートにも合うんだよ」と原産地呼称委員会の方から意外な”マリアージュ”を教えていただきました。早速入手したゴデージョワインと近々試してみたいと思います〜♪

「Pezas da Portela」取扱店/スマイル

http://www.smilecorp.co.jp/wine/brand.php?countryId=4
ペサス・ダ・ポルテーラ [2010] バルデシル
3,800円 (税別)
送料別

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