ガルシア・マルケスとバルセロナ

先日、訃報が伝えられたコロンビアの大作家ガルシア・マルケス。幻想を織り交ぜた南米世界を描き出す独特の作風で多くのファンの心をつかんだノーベル文学賞作家です。その世界を称して、「マジックリアリズム」と呼ぶそうです。なるほどね。

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チェロ奏者カザルスの本 その3

『パブロ・カザルス 喜びと悲しみ』の全編を通して、眩しいほどの光を放っているのは、なんといっても「カザルス語録」ではないかと思います。ときにスペイン人らしいシニカルな笑いを交えたカザルスの言葉は、21世紀の現代に生きるわたしたちの心にもそのまま届きます。

スペイン市民戦争はもとより、第一次大戦をふりかえり「この戦争は民主主義をひろげていくために世界を安全にするためだと、人々は言い含められた」といった証言はいま、とても興味深く読むことができます。「人間はこんなことのために創造されたのか」と嘆くカザルスは、自分のするべきことを考えます。

世界的なチェロ奏者としてたくさんのオファーを受けるカザルスが選んだ行動は、正義と自由のために、愛する祖国からの亡命生活と、独裁国家はもとより、間接的にでもそれを支える国での公演招致は受け付けないという強固な姿勢でした。カザルスの音楽を愛し、その理想を支持するたくさんの音楽家たちは、芸術の「引きこもり」を惜しみ、「出て来ないなら、こちらが行くまで」と、カザルスが亡命生活を送るフランス・プラードで盛大な「バッハ音楽祭」(1950年)を催します。これがのちの「ブラド・カザルス音楽祭」です。

数々の名言を残したカザルスですが、ここでは、カザルスに「喜びと悲しみ」をもたらした「スペイン」や生まれ故郷である「カタルーニャ」、そして「音楽」についての賛美の言葉を少しだけ紹介しておしまいにします。

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チェロ奏者カザルスの本 その2

スペイン・カタルーニャ生まれの世界的チェロ奏者パブロ・カザルス(カタラン語では、パウ・カザルスPau Casals/ 1876年12月29日 – 1973年10月22日)の回想録『パブロ・カザルス 喜びと悲しみ』を読みました。

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岩波ブックレットの『カザルスの心』を読んで感動し、本棚の奥に眠っていた『パブロ・カザルス 喜びと悲しみ』を引っ張り出しての読書の秋です。

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「カタルーニャを知る事典」を読まなきゃ

プリオラートやロマネスク、ガウディやダリ、ピカソ、カザルス、バルサと、実に魅力的な人やワインや芸術が誕生するスペイン北東部の自治州カタルーニャ。そんなカタルーニャではスペインからの独立の気運が高まっているらしい・・・
バルセロナを中心に地中海に沿ってフランス国境まで広がるカタルーニャ州はどのようにして生まれたのか? カタルーニャってどんなところ? そんな問いに的確に答えてくれそうな、田澤耕氏の新刊を発見〜。

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