琥珀色の美酒シェリーについてのメモ

シェリーは、ブドウから造られる「酒精強化ワイン」。スペイン固有の白ワインの仲間です。スペインでは「ヘレス jerez」または、「ビノ・デ・ヘレス vino de Jerez」と呼ばれています。

シェリー飲み比べ800

原産地呼称は、「D.O.ヘレスJerez」、「D.O.マンサニージャ-サンルーカル・デ・バラメーダMansanilla-Sanlúcar de Barrameda」。ヘレスJerez de Fronteraで造られた酒精強化ワインだけが「シェリーSherry」という名をラベルに付けられます。また「マンサニージャ」と呼べるのは、サンルーカルSanlucar de Barramedaで造られるものに限定するなど、スペインの原産地呼称制度で厳格に守られています。

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銀座のシェリー専門店「バル・デ・オジャリアBar de Ollaría」その4

「シェリー専門店バル・デ・オジャリア その3」の続きです。

3種類のシェリーを行きつ戻りつ試飲しているうちに、気持ちよく酔ってきました。酔ってくると、舌や鼻の感覚も鈍くなる?ようで、より甘いシェリーへと手が伸びます。それを知ってか知らぬか、ベネンシアドールの中瀬さんは、軽やかな風味の「ラウレアードLAUREADO」のグラスを手にとると、見事な手さばきで振ってみせました。
「いかがですか?」と出されたグラスは、香りが強く立ち上がり、風味さえも変わり、まるで別物!

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銀座のシェリー専門店「バル・デ・オジャリアBar de Ollaría」その3

一昨日の「シェリー専門店バル・デ・オジャリア その2」の続きです。

「飲み比べては?」と並べられたシェリー。まず驚いたのはそれぞれの色の違い。オレンジ色から飴色の見事なグラデーション!きれいです。

「こちらから、どうぞ」と勧められたライオン印のラベルが印象的なシェリーは、「アモンティリャード」と呼ばれる種類のシェリー。明るい琥珀色をしていて、辛口、軽やかな風味ですが、長い余韻。
ラウレアードLAUREADO/CAYDSA社

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銀座のシェリー専門店「バル・デ・オジャリアBar de Ollaría」その2

銀座のシェリー専門店「バル・デ・オジャリア/Bar de Ollaría」のシェリーの夜の続きです。

1杯目のマンサニージャを空けるころ、”ベネンシアドール・デ・メリト”の中瀬航也さんがカウンターに現れました。中瀬さんは、日本のベネンシアドール(シェリーの専門家)の第一人者。現在、バル・デ・オジャリアのマスターも勤めていらっしゃいます。”ベネンシアドール・デ・メリト”について少し説明すると、2001年にベネンシアドールの公式認定制度が実施されるのを機に、へレス原産地呼称統制委員会より、それ以前から先駆的に活躍するベネンシアドールに与えられた名誉称号です。ベネンシアドールについて詳しくは<中瀬航也のシェリーの世界>を覗いてみてください。

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銀座のシェリー専門店「バル・デ・オジャリアBar de Ollaría」

バル・デ・オジェリア1000

銀座のシェリー専門店「バル・デ・オジャリア/Bar de Ollaría」へ行きました。

「とり(あえず)ビー(ル)」ならぬ、「とり(あえず)マン(サニージャ)」ってことで、マンサニージャを探してカルタをめくっていると、
「いろいろあるので、どんなものがいいか、なんなりと」と若い女性の店員さん。それではお任せしようと、
「きりっと、おすすめ!」と漠然とした注文をしたところ、「こんなのはいかがでしょう?」と出されたのが、昨日のブログにアップしたマンサニージャmansanilla「サンルケーニャSANLUQUEÑA」でした。

素晴らしいセレクト! ドライで深みがあってしかも爽やか。とても好みです。ラベルもアールヌーボーしていて素敵です。ネーミングもよろしい。SANLUQUEÑA (=de SANLUCAR DE BARRAMEDA)ですから、心を酔わせてくれる「サンルーカル娘」ってことかしら。「mansanilla」にもかけている? とにかく、う〜ん、オイシイオイシイ、とかいいながら、あっという間にグラスは空になっていました。

爽快&エレガントな「とりビー」の「サンルケーニャSANLUQUEÑA 」で幕を開けたその夜、とても幸福なことにシェリーの魅力の一端に触ることになったのです。

つづく

★レストラン情報
◆銀座バル・デ・オジャリア

■サンルケーニャSANLUQUEÑAを扱っている信濃屋のサイト