「未来への遺産~写真報道の理念に捧ぐ」展

最高気温に迫りそうな8月の一日。甲府盆地を越えて八ヶ岳のトウモロコシ畑の奥の清里フォトアートミュージアムへ行ってきました。さすが清里。爽やかな風に包まれていました。

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きっかけは、懐かしい友人から送られてきた1枚のパンフレット。昭和を代表するカメラマン、細江英公氏が館長を務める清里フォトアートミュージアム「K・MoPA ケイ・モパ」の開館20周年を記念した「未来への遺産~写真報道の理念に捧ぐ」展のパンフレットでした。

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『メキシカン・スーツケース』を観ました その2

paisaje500©212 Berlin Mallerich Films

映画がクローズアップする終結後の爪痕

映画『メキシカン・スーツケース』は、内戦の身元不明者たちの共同墓地を掘り起こすシーンがら始まります。掘り起こしているのは若者たち。行方不明者たちの遺族、孫たちの世代です。
スペイン市民戦争は50万人もの人々が命を落とし、20万人もの亡命者を出したといわれています。スペイン人にとって「内戦」はまだまだ傷のいえぬ出来事のようで、「内戦」をテーマにしたスペイン映画は今でも毎年のように製作されています。ところが一方では、意外にというべきか、やはりというべきか、国を二分した「内戦」が今日までタブー視され、沈黙が強いられてきたというスペインの(部外者にとっては)知られざる一面が、映画では明かされています。今回発見された戦場カメラマン3人のネガ同様、70年に渡る沈黙をやぶる若者たちの姿に、さまざまなことを考えさせられます。

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『メキシカン・スーツケース』を観ました

ms_main(c)212 Berlin Mallerich Films©212 Berlin Mallerich Films

映画『メキシカンスーツケース』の試写会へ行ってきました。
2007年にメキシコで発見された、ロバート・キャパゲルダ・タローデヴィッド・シーモアの3人のカメラマンの幻の写真ネガ、通称「メキシカン・スーツケース」とよばれる一連の写真とともにたどる、スペイン内戦のドキュメンタリー映画です。

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ロバート・キャパの未公開ネガ

伝説的戦場カメラマン、ロバート・キャパ生誕100年の今年、失われたはずの4500枚のネガとともに「スペイン市民戦争」の知られざる姿を綴る映画『メキシカン・スーツケース』が公開されるそうです。

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©212 Berlin Mallerich Films

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『ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家』展

先週の土曜日、気になっていた『ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家』展を観に行きました。

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ロバート・キャパといえば、スペイン市民戦争。戦場カメラマンとしての第一歩を華々しく刻んだのが1930年代のスペインでした。
キャパが内戦に密着した2年間、彼の写真とともに当時のスペインを知りたくて横浜まで出掛けてゆきました。
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